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性トラブル|慰謝料

性トラブルの慰謝料について、この記事では解説しています。性的なトラブルの加害者・被害者になった場合に、どのように対処することが適切でしょうか。

Q 男女間の性的トラブルで慰謝料を請求したいが、どのような場合に慰謝料請求ができるのでしょうか。

慰謝料請求、といいますが、厳密にいえば不法行為に基づく損害賠償請求のうち、精神的損害に対するものを、一般に「慰謝料」であると表現することが多いです。

男女間の性的トラブルにおいて、不法行為が成立するケースは、例を挙げるときりがありませんが、代表的なもので言うと、以下の通りです。

具体例 不法行為該当性
同意なく体に触る 該当する
交際を強要する 該当する
付きまとう 該当する
しつこく連絡する 該当する可能性がある
盗撮する 該当する

上記のような言動があった場合、法律は、当該言動を不法行為として、当該言動により生じた精神的ダメージに対し、損害賠償請求を可能としたのです。

Q 慰謝料請求をするといっても、どうやっていいかわかりません。訴えるしかないのでしょうか?

慰謝料請求をする場合であっても、通常はすぐに訴訟を提起することは少ないです。まずは任意の交渉が可能か模索することになります。

訴訟となれば、当然準備が必要になることは勿論、すぐに結論がでない可能性が高いです。また、訴訟を提起することで、費用がかかってしまうという側面もあります。

当事者間であっても、訴訟外で慰謝料請求をすることは可能です。もっとも、当事者間では、双方法律的な知識がないため、どうしていいかわからず、適切な金額もわからないため、どのように合意してよいか途方に暮れてしまうこともあります。

そういった場合には、弁護士に慰謝料請求を依頼することが考えられます。

弁護士に依頼するメリット
当事者でやる 弁護士に依頼する
連絡の取り方 やり方がわからない 代理人として適切な方法で行う
金額の提示 相場がわからない 裁判実務に則った適切な金額提示
交渉 やり方がわからない 経験豊富な弁護士が代理人として交渉
書面の作成 作成の仕方がわからない 専門的知識に基づき作成

Q 合意だと思っていたら、あとから慰謝料請求をされてしまいました。どうしたらいいでしょうか。

合意の下で男女の関係を持つなどした場合でも、後から合意の下ではなかった、無理やりだった、というトラブルは後を絶ちません。

双方、様々な言い分があると思いますが、正しい対処の方法は、事件によってケースバイケースになります。

初動の対応間違いを犯してしまうと、トラブルが拡大する可能性もあります。男女トラブル慰謝料請求をされた場合には、一度弁護士にご相談ください。

弊所では、刑事事件を多く取り扱っており、刑事事件に関係する男女トラブルのご相談も多数受け付けております。

弁護士に相談することで、スムーズな解決に至るケースも多いです。男女トラブルでお悩みの場合には、是非弊所にご相談ください。